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1879年ドイツのハノーヴァーで開かれたドッグショーで、大喝采を浴び粗毛犬クラスの最優秀に選ばれた犬・・・その名前が「シュナウザー」(小さなあごヒゲの意)でした。ユニークなことに、固有名が犬種全体を表す名称となった唯一のワンコなのです。
スタンダード・シュナウザーは数世紀前から存在していましたが、正確な起源は不詳。中央ヨーロッパに出現し、オーストリア側のチロル地方を中心に普及していきました。その機能的な形態と野性味あふれる風貌、そして何よりも「考える犬」としての知性を認められ、家屋と敷地の警護、家畜の護衛や統率、害獣退治など、19世紀前後の農村や牧場には必要不可欠な役割を果たしていました。
時代やライフスタイルの変化により、人が犬に求めるものも変わっていき、体高約30〜35cmのミニチュア・シュナウザー、体高65〜70cmのジャイアント・シュナウザーが誕生しました。
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毛色は3種類(英米の犬種標準で認められているもの)。ソルト&ペッパーは、グレー系のボディにシルバーのあごヒゲ・まゆげ・胸・四肢にマーキングがあるもの。ブラック(純黒)。ブラックのボディにシルバーホワイトのマーキングと、飾り毛があるブラック&シルバー。特にソルト&ペッパーは、一本の毛が濃・淡・濃のグレーの縞になっている独特でユニークな毛色です。
シュナウザーはさまざまな環境に慣れ親しみやすく、その順応性は伴侶として、家族の一員として適しています。また、他の動物との付き合いもうまく、気だての良い家庭犬となります。本質は「質実剛健」の極致のようなワンコで、日本人の感性にも合っています。
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